スター・クリッパーズの人気の秘密〜3度目のクルーズに乗船して
スター・クリッパーズの帆船クルーズ3回目にインドネシア バリ発着東ルート(コモド島)に乗船されたリピーターのお客様からの感想です。
2016年10月のロイヤル・クリッパーの地中海クルーズ(アテネ発ローマ着 7泊8日)、2018年12月のスター・クリッパー(プーケット発着7泊8日)にご乗船いただいた大杉様ご夫妻(大阪府)が、3度目のクルーズを、2019年9月にスター・クリッパー号のインドネシアクルーズ(コモド島ルート)でお楽しみいただきました。
今回、スター・クリッパーに2回(ロイヤル・クリッパー1回)乗船しての感想です。
かくもスター・クリッパーズにリピーターが多い人気の秘密を私なりに分析してみました。
1)Friendship 海の友情
世界の帆船、海の好きな人たちと気楽に友達になれる雰囲気がある。これは小型船、カジュアル船ならではで、そのフレンドリーな雰囲気を乗員が作っていること。
これは団体行動が身についていて殻に閉じこもりがちな、言葉の壁がある日本人には苦手かもしれません。私も、若いころ5年しか船乗りをやっていないのですっかり英語も忘れていますが、3回乘るとだんだん慣れてきて、今回は自分から積極的に友達を作り楽しもうとしました。これから日本が世界から理解されるためには、もっと積極的に日本文化と日本人の特性(まじめで正直で人が良い)や平和主義をアピールしていくことが大事だと痛感しています。
2)Hospitality おもてなし
Welcome Spirtsが満ちていて、これは社員教育が徹底して行き届いています。嫌な思い一つすることなく、全てがGuest first(ゲスト第一)です。Bridge & Wing Freeも大型船にはない事。OfficerやSailor は仕事場に入られるのは嫌なものですが、嫌な顔しないで歓迎してくれます。まるでguestがこの船のオーナーの様に。
3)Making family atmosphere 家族的な雰囲気づくり
特に今回のCruise Director: Irina さんは盛り上げ方がお上手でした。自らピアノ演奏をして盛り上げました。また、Entertainments のTalent-showは、全く素人なのでまるで隠し芸大会のような雰囲気で親しみがわいてきます。音痴の私でもカラオケに挑戦しました。大型船のプロのショーとは違ってひと味ちがい、家族的な雰囲気が醸し出されます。
4)寄港地 - まるで冒険航海のよう
陸上からは辺鄙な場所で、海から小型船でしか行けない場所に行ける。今回、間欠的に蒸気を噴き上げている活火山の島(サンゲアン島)の間近迄近づいたのは感激。もちろんコモド島やその他の小さなビーチも。
5)ゆったりのんびり旅
船速が遅く(セーリングは6ノットくらい)のんびりゆったりできて、普段忙しく働いている私には、心洗われます。これも観光目的の寄港地をめぐる大型船にはないもので、航海(セーリング)そのもの楽しみたいゲストには最適。
6)波と風を体で感じられるセーリング
自然を体で感じられる帆船ならではの旅。穏やかな貿易風の風向きと風力を見ながらセーリングするのは楽しいことです。はるか昔の大航海時代を想像して楽しい。
ロイヤル・クリッパーのアテネ-ローマクルーズの運航は2020年にはありませんが、2021年にヴェニス-アテネ間のクルーズ(1往復)と、アテネ発着のエーゲ海クルーズ(2出港日)を運航いたします。
2021年7月10日(土)出港 ギリシャ、モンテネグロ&クロアチア ヴェニス発アテネ着 10泊11日クルーズのクルーズカレンダー
2021年7月20日(火)出港 東エーゲ海 ドデカニス諸島 アテネ発着 7泊8日クルーズのクルーズカレンダー
2021年7月27日(火)出港 東エーゲ海 ドデカニス諸島 アテネ発着 7泊8日クルーズのクルーズカレンダー
2021年8月3日(火)出港 ギリシャ、モンテネグロ&クロアチア アテネ発ヴェニス着 11泊12日クルーズのクルーズカレンダー